チャンピオンズリーグラウンド16#LIVBAY
チャンピオンズリーグラウンド16。イングランドプレミアリーグを首位で走るリヴァプールとドイツ王者バイエルン・ミュンヘンの注目カードが行われましたね。
結果としては0-0と私としましては、悪くはないのかと感じます。もう一つのカードはフランスの雄リオンとバルセロナ。こちらもお互い譲らずスコアレスドローという結果になったそうです。
まず私はこのバイエルン・ミュンヘンとの試合の結果として、2つの条件をクリアしなければセカンドレグ、相手のホームで行われる試合が厳しくなるのではないかと分析していました。
その2つの条件とは
・得点は少なくとも、失点を0で試合を終える
・失点はあるけども、大量得点で試合に勝利
この2つです。例えば前者の場合だと、0-0、1-0であり、後者だと3-2、4-2などになります。
なので、今回の0-0スコアレスドローで終えた試合は、前者の条件に当てはまります。
今回リヴァプールが不安だったのが、ホームで大量失点すること、つまりは相手にアウェイゴールを複数献上してしまうということです。なぜなら、守備の要であるファン・ダイクの存在です。ファン・ダイクは高さ、肉弾戦だけでなくスピードや戦術眼やリーダーシップを備えており、レヴァンドフスキを抑える実力は十分にあります。しかし、ファン・ダイクの不在やロヴレンなどの不在で、その穴をうめ、マティプの相棒役となったのはファビーニョでした。
リヴァプールでのCB経験は浅いファビーニョでしたが、試合通してみると非常によかったのではないかと思います。
おそらくレヴァンドフスキを試合を通して2人のセンターバックで近距離で挟むことを意識していたと思います。なので相手のウインガーであるコマンや、ニャブリ(なんて表記して良いのかわからない)がわりとTAAやロバートソンと一対一になることが多かったですよね。本来であればCBも抜かれた場合を想定して、ポジショニングするのですが、レヴァンドフスキにつきっきりでしたので、中盤のジニやヘンダーソン、ナビ・ケイタがかなり下がってきて一対一にしないようにしなければならなかったので、かなりの運動量、メンタルが必要だったと思います。更には、攻撃時も数的優位を作るために、抜け出しやパス回しに積極的に参加するのであっぱれですよね。
そういった意味では、CBを褒めるのはもちろんですが、中盤三枚の苦労も労う必要がもっとあるのではないでしょうか。
しかし、そんなタフなハードワークをする戦術の後押しをしたのがなんといっても圧巻のアンフィールドのKOP。チャンピオンズリーグのアンセムを世界一有名な応援歌であるyou'll never walk aloneの大合唱でかき消したのは解説実況含め驚かされていました。バイエルン・ミュンヘン一同にとっても影響を与えたことでしょう。
そして、ボビーをオリギにかえたことなのですが、まあ、これまでもボビーは途中交代が多くスターリッジなどの選手が途中出場することがありますが、私はこの交代後の戦術について物申したいことがあります。が、そろそろ読者も飽きてきたようなのでそれは別記事にしておきます。