映画鑑賞日記26『あと1センチの恋』
涙が出そう。
今回鑑賞しましたのはリリー・コリンズ、サム・クラフリンさん主演の『あと1センチの恋』です。
最近は、アクション系やホラー系などではなく、真の意味で、人生を見つめ直すことができるような映画を観る機会が多くなってきてきました(それだけ年を重ねたってことか)。もちろん、アクション系を批判するなんてことはしませんし、私も大好きです。ついこの間も『パシフィック・リム』をご紹介したばかりですしね。
ただ、やっぱり、どこか現実味が薄かったり、ただインパクトを求めていたような気もしています。やっぱり、最終的には、人間味のあるヒューマンドラマに行き着くのではないかと思っています。受賞作品なんかをみているとそういう傾向もあるなと感じます。
映画に対してフィクションを求めているようで、実はノンフィクションを求めているのだと気づいてきました。
今回の『あと1センチの恋』は幼馴染の仲の良い男女がお互いに好意をよせつつも、あることをきっかけに、すれ違っていくというあらすじです。
誰もが、いつかはこの人と一緒になるんだろうなと感じたことがあるかと思います。でも高校卒業して、、段々とお互いの中から消えていくのが切なくて。
そんな気持ちを描いたのが、この映画です。凄く自分と重ね合わすことができると思います。進学や就職はたまた転勤など、3月というのは別れの季節でもあります。
そんなあなたに、今、ぜひ観ていただきたい作品です。どうかあなたを大切に想っている人を大切にして下さい。