yukichinosekaiの日記

映画鑑賞日記「一日一本継続中」

LIV-BHA 感想

うん。最近のシーズンは年末年始に苦戦することが多く、今シーズンも年末こそアーセナルに大勝利したものの、年始のシティ戦、そしてFAカップでもまさかの敗退と連敗が続いた中で、注目の一戦であった、ブライトン戦。

まずは、「取りこぼすことなく勝利」した点が非常に重要なキーワードなのかと。

試合は前半からリヴァプールの攻撃が目立ち、ポゼッションでも80-20くらい。しかしブライトンは見事中盤に5人を並べる布陣でうまく縦にボールを入れさせませんでした。これにより、日頃から縦パスを入れることが少ない、ヘンダーソンやワイナルドゥムは横パスが多くなり、最後尾ファビーニョやダイクのロングボールというものが目立つようになります。高さでは勿論、ブライトン優勢。なかなかこれもハマりません。サイドバックが良い上がりをみせクロスを上げる場面もちらほら。しかし点が入りません。攻め手を欠くリヴァプールは嫌な流れのまま、だらだらとパス回し。この時に、中盤、もしくはCBからのパスがかっさらわれ、ブライトンによるショートカウンターからの高さを活かしたクロスからの攻撃を食らう場面も。

試合を通して終始こんな感じでしたが、サラーの個人技からのPKを自ら決め、それを守り抜いたリヴァプールがなんとか1-0で勝利というゲームでした。

 

反省点を上げるとするならば、中盤かなと。攻めの際、相手のカウンターを警戒してか、ジニやヘンドは割とCBに近い距離を保ちながらのポジショニングでしたが、サネのような選手は相手にいませんでしたので、どちらかもう少し前にポジションをとっても良いのかと。じゃないとシャキリはずいぶんとデコイランとかして守備をずらそうという動きが見られましたが完全に相手のほうが数的優位ですぐ挟まれますからね。

 

そういった意味ではワンボランチにしてもう少し前で、ララーナを使ってどんどん相手ディフェンスをかき回して欲しいところですが、彼は今回はベンチ外。同じようにかき回すことのできそうなケイタは、なかなかリヴァプール本来の力を発揮できておらず、クロップ監督は交代しづらかったのではないかと。ああいうシーンでケイタやララーナシャキリなんかは活きると思うので、ケイタにはまだまだ期待したいです。