千利休の名言『稽古とは一より習ひ十を知り 十よりかへるもとのその一』
私、日本茶が大好きで、とても茶道に興味を持っています。
そしてやっぱり茶道といえばこの方、千利休。
歴史の教科書なんかにもよく出てきていて、幼い頃から、知っていましたが、あらためて調べてみると数々の名言を残しており、現代社会を生きる私達にとっても非常に心にグッとくるものであると感じました。
今回はその中から一つを抜粋。
『稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一』
いやあ。これはシンプルだけども私達が一番忘れがちな心得なのではないでしょうか。
仕事でも勉強でもスポーツでも、皆さんもちろん一から習います。そして時が立つに連れ、二、三、、、、とどんどん成熟していきます。そして、十となります。おそらく大抵の人はここで終わりだと思うはずです。しかし千利休はそこで終わりではない、また一へ帰れと言っています。私はこれは「初心忘れるべからず」と似たような意味であると解釈します。やはり十までいくと最初の一が疎かになるからまた一からやり直せということだと思います。
スポーツなんかでもやっぱりプロになれるのはそのへんがしっかりしている人だと思います。基礎って大事ですよね。